第88回「ロービジョンの集い(見えない見えにくい子供をもつ親の集い)」

1. 便利な機器、道具、方法

    1. 文字起こしばりぐっどくん(LINEアプリ)はお友達登録をするだけ。無料で利用可能。チラシや書類など読みたい、聞きたいものを写真に撮って送信したらすぐにテキストで戻ってくる。音声で読み上げも可能。所要時間は約3秒。
    2. 子供は小さいころからiPad、iPhoneを使いこなすと便利。早く学びはじめ、使いこなせるようになればいい。親が便利なアプリを知らないこともあるので情報収集を!

2. 教育相談・子育てなどで困ったことがあれば支援機関に相談

3. ICT機器の活用

  • デジタル教科書が制度化されて普及中(障害別)。
  • ICTが勉強する環境を変える。
  • 電子教科書はPDFやEPUBどの学校でも対応可。視覚障害の窓口は盲学校。
  • 鍼灸のデジタル専門書は少なく、ないに等しい。教科書が必要。

4. 仕事について

  • 鍼灸よりマッサージの人気が高くなっている。ニーズが多く、就職もしやすい。
  • 就労移行支援は視覚障害以外でうまくいっている傾向がある。
  • 企業が何を、どのレベルを求めているかリサーチし、環境整備はおさえておきたい。公的支援もあわせて提案。
  • 自分で必要な配慮を考え、できることできないことを説明する必要がある。
  • タートルや日本ライトハウス、などフォローしてくれる団体がある。
  • 企業に就労の成功事例(できること)を見てもらうとよい。東京の職能開発センターで行っている。
  • 仕事のマッチングが難しい。PCスキルのある人が紹介された仕事は全く違う仕事の場合もある。
  • ハローワークは居住地でなくても相談できる。視覚障害者の相談は淀川が強い。
  • ハローワーク、医師、ORT、ジョブコーチ(職業センター)、支援機関などチームで支えることが望ましい。
  • 市町村の相談支援専門員へ相談。
  • 就労マッチングアプリを活用する。

5. 進路について

  • 高等教育への進学率はあがっている。
  • 医療が発達して先天性の子供が減っている。
  • 親に知識・情報があり視覚障害があっても普通校で学ばせる傾向がある。
  • 学校の先生の視覚障害に対する理解が足りないこともある。→いじめにつながる。教育が必要、障害者理解が進む一歩。

6. 親子関係・視覚障害の発見と受容について

  • 親に遠慮して見えにくさを言えないことがある。
  • 子どもが言わないと夜盲症に気付かなかった。→0才児、就学時と段階ごとに見え方チェックをすることで発見につながる。
  • 視力が悪くてもさらにそれに対処して正しく見ないと認知に障害が生じることもある。(視覚認知障害)
  • 親に遺伝性疾患がある場合、子供への遺伝を心配する。→遺伝子の病気であっても必ずしも子供に遺伝するとは限らないので専門家(医師や遺伝カウンセラー)に聞いて正しい情報を得るようにしたほうがよい。
  • もっと情報を収集すればよかった→ネットで調べることができるがその情報を鵜呑みにしないように。意見交換会に出るとよい。

7. 重複障害がある子供について

  • 相談は療育センターへ。
  • 進路 就労A 自給最低賃金が出る。雇用契約あり。
       就労B 作業所。給与はあるが低い。
  • 障害年金だけでは生活は難しい。
  • 結婚したら2人分の収入で生活できる。
  • 共同生活も可能。→就労継続Bとしてグループホームを運営している施設がある。
  • 知的+視覚の重複障害の場合、事業所のスタッフでも障害理解が難しいこともある。
    コミュニケーション能力があることが重要。